カカオフィズからはじまる恋

私の大学時代の恋愛体験談です。

高校は女子校だった私ですが、進学した大学は共学。しかしながら、選んだ学部が日本文学科ということもあり、男子学生は少数、それも文学好きな男子はあまりタイプの感じではなく。出会いがないまま過ぎた3年生の夏。

同じ高校出身の後輩が大学に入学して、同郷ということもあり、姉妹のように仲良くしていたところ、ひとつ上のバスケ部の先輩に恋をしていると打ち明けられました。

積極的な後輩は、片思いの彼と飲み会の約束を取り付け、自分も相手も友達を連れて、2対2で飲もうということになりました。

そこに連れていかれたのが私で、1年生の後輩、2年生の男子ふたり、そして自分。面倒見の良い先輩を演じながら、みんなの飲み物のオーダーを積極的に取っていました。

サワー類が一巡して、カルーアミルクでもと思って、オーダーしたドリンクが、思いっきり間違えてカカオフィズ。

店員さんが運んできたジョッキに、コーヒー色のドリンクが入っていて、一口飲んだけれど、苦くて飲めず。シングルマザーの婚活ナビ | シンママ向けの出会いの場で結婚しよう!

「うわー、ドリンク間違った」と、後輩たちの前でおどけてみせたそのとき、バスケくんの友人の方が「オレ、それ飲みますよ」と一気飲み。

一瞬のことで、奪われたジョッキは空になって戻ってきた。

ひとつ年下で、色白な彼の男気溢れる心遣いに、酔いもまわっていた私は完全に心を持っていかれました。

後輩たちの縁を取り持つはずが、連れてこられたもの同士が恋に落ちる展開に。

あれから一度もカカオフィズを飲んでいないけれど、ほろ苦い恋の思い出。